2012.06.30

米国の女子72kg級五輪代表がドーピング違反で出場停止

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 米国の女子72kg級でロンドン五輪出場を決めていたステファニー・リーが、4月21日の五輪代表選考会でのドーピング検査で陽性反応を示し、1年間の出場停止処分を受けた。これにより、同級はリーに決勝で敗れた昨年の世界選手権3位のアリ・バーナードが代表になる見込みという。

 リーは2009年の全米選手権でもマリファナの代謝物質が検出され、3ヶ月の出場停止処分を受けている。今回もマリファナに関係した成分。昨年の世界選手権には出場できなかったが、出場したバーナードが3位に入って五輪出場枠を獲得。そのバーナードを破って五輪キップを奪取した形だった。