※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
5月に東京で行われた女子ワールドカップで、日本に続いて2位となったロシアのロンドン五輪代表が、今月23~24日にポーランドのラチブシュで行われるポーランド女子オープンで決まる見通しとなった。63kg級は世界トップレベルの3選手が出場し、最後の争いが行われる見込み。
ロシア女子は55、63、72kg級の3階級で五輪出場枠を取っている。55kg級は、女子ワールドカップで吉田沙保里を破ったバレリア・ジョロボア(2011年世界ジュニア選手権59kg級3位)、72kg級は世界V5の浜口京子を破ったナタリア・ボロベワ(2011年世界ジュニア選手権優勝)が、それぞれの実績を評価され、この大会への出場は免除されたという。
出場する55kg級のマリア・グロワ(2012年欧州選手権3位)、72kg級のエカテリナ・ブキナ(2011年世界選手権2位)が、よほどの成績と内容を残さない限り、前記の選手が代表になるようだ。
63kg級は、アナスタシア・ブラチコバ(2012年ロシア選手権優勝)、リュウボフ・ボロソワ(2010年世界選手権3位)、ナタリア・スミルノバ(2012年欧州選手権2位)の3選手が出場。結果によって代表が決まるもよう。