※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
明治杯全日本選抜選手権には、1991年のグレコローマン82kg級王者で新日本プロレスの永田裕志さん(日体大卒=右写真)が、新日本プロレスの親会社である株式会社ブシロードの木谷高明社長とともに来場。近々。再スタートするレスリング・チームの選手のスカウト活動を精力的に行った。
新日本プロレスには、レスリングの五輪代表選手を含め、多くのレスリング経験者が進んでいる。1990年には現在日本協会の副会長を務める馳浩氏(1984年ロサンゼルス五輪代表)を中心にアマチュアのレスリング・チーム「闘魂クラブ」を発足させ、五輪選手の育成へ着手。1992年バルセロナ五輪にはフリースタイル100kg級で中西学を出場させた。
その後、2000年シドニー五輪グレコローマン69kg級で銀メダルを取った永田克彦が在籍するなどしたが、経営母体が変わったこともあり、自然消滅していた。
関係者へあいさつする永田さん(中央右)と木谷会長(中央左)
将来的に新日本プロレスに入門してもらいたい重量級選手だけではなく、「オリンピックを目指す選手にもぜひ入ってほしいと思っています」と、五輪代表選手の育成を誓った。