2012.06.09

【沼尻直杯全国中学生選手権・第1日】3連覇を目指す成國大志(東京・東深沢)と加賀田葵夏(東京・高南)らが勝ち進む

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 沼尻直杯全国中学生選手権は6月9日、茨城県水戸市・県立スポーツセンターで、大会史上最多の531選手参加で開幕。昨年までの実施されていた国際レスリング連盟(FILA)の敗者復活戦併用のトーナメント方式から、シード制を採用した敗者復活戦なしのトーナメント方式の運営に切替えて試合数を削減した。

 初日は各階級ベスト8が出そろうまで行い、翌日の大会最終日は、準々決勝から決勝まで行われる。大会3連覇の偉業に挑む53㎏級にエントリーした成國大志(東京・東深沢=昨年42㎏級から2階級アップ)と女子44㎏級の加賀田葵夏(東京・高南)は、ともに順調に勝ち進んでベスト8に進出した。

 また連覇を狙う女子52㎏級の向田真優(東京・稲付)も初戦の2回戦をテクニカルフォールで勝利するなど、有力選手はほとんど勝ち進んだ。

(文・撮影=増渕由気子)

大会史上最多の531選手が参加した全国中学生選手権

大会3連覇を目指す成國大志は順調に勝ち進む