※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
日本協会のスポンサーで、日本オリンピック委員会(JOC)公式スポンサーでもある株式会社明治が5月29日、ロンドン五輪日本代表選手団を応援する乳Vレシピと新CFの発表会を開き、大勢の報道陣が集まる中、ロンドン五輪代表の女子4選手が登場。管理栄養士の新生暁子さんとともに、アスリートとしての乳製品の大切さと五輪への意気込みを語った。
4選手は、「毎日1リットルくらい牛乳を飲んでいます」(吉田沙保里)、「乳製品は体調管理に欠かせません。練習終わったらヨーグルトを食べています」(小原日登美)、「ヨーグルトが大好きで、果物やはちみつと一緒にとっています」(伊調馨)、「追い込んだ練習のあと次の練習までに疲労を回復させる事も大切。そのために毎食チーズとヨーグルトを食べるようにしている」(浜口京子)と、コンディションづくりに乳製品が欠かせないことを強調。
栄養士の新生さんは「使った筋肉の修復にはカルシウムが大切です。神経伝達にも役立ち、イライラの防止や集中力アップの働きもあります。疲労回復のためには、ヨーグルトを練習後30分以内に摂ることで必要な栄養素が摂れます。明治のヨーグルトのR-1乳酸菌は免疫力をアップさせる働きがあります」と解説した。
乳Vレシピ7品の試食会では、4選手とも「おいしい!」「自分でもやってみたい」とニコニコ顔。
4選手は最後には、レスリングの質問にも答えた。
■48kg級・小原日登美(自衛隊)「初めてのオリンピックですが、最後の試合になると思うので、自分だけじゃなく、みんなの思いを背負い、みんなの力を借りて頑張りたいです。妹の方が48kg級やっていた期間が長いので、いろいろアドバイスしてくれ支えになってくれます。1人よりも2人の方が力がでるので、すごくサポートしてもらっています」
■55kg級・吉田沙保里(ALSOK)「(58連勝で途絶えた敗戦後ですが?)だいぶ落ち着きました。ブログにたくさんのコメントをいただき、メールもたくさんもいただきました。応援してくださる方のためにも、ロンドンでは最高の笑顔を見せたいなと思いました。しっかり体調管理をしていかないとダメだなということも思いました。きのう、ロンドン。オリンピック派遣の健康診断があったのですが、普通の女性よりも大分低い数値の貧血だと小松先生(裕=国立スポーツ科学センター)に言われました。しっかり考えていきたいです。オリンピックでロシアのジョロボワが代表になってくれば、ロンドンでしっかり借りを返したいです」
■63kg級・伊調馨(ALSOK)「健康診断の結果、体重は少し減っていますが、体脂肪が減って筋肉量は増えているので、もう少し筋肉量を増やしていければいいなと思いました」
■72kg級・浜口京子(ジャパンビバレッジ)「ワールドカップに出させてもらって、勝ったり負けたりしましたが、自分のいい点も悪い点も分かりましたし、各国のトップの選手とやって、自分の肌で自分の位置がわかりました。昨日までは悔しくて、何かしてもすぐに悲しい、悔しい思いをしていましたが、少しずつロンドンに向けて、『ここで落ち込んでいる場合じゃない』って思える自分になってきています。体調は良く、ロンドン・オリンピックに向けて万全の体調で頑張りたいと思います。」