※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
試合を観戦する朝青龍モンゴル・レスリング協会名誉会長
ただ、すでに決まっているモンゴルのロンドン五輪代表すべてが来日したわけではないという。「ベストメンバーだったらどうかな、という気持ちはある」と、本当の力はもっと上、と言わんばかり一面も。
グループが違って闘うことのなかった日本については、「吉田、伊調、アニマル(浜口)と、すごいメンバー。みんな強い。世界トップの力を感じさせてもらった。(技の)極め方、アタックの仕方など、見習うことが多い」と話した。
モンゴルの女子の歴史は浅く、2000年になってから世界に参戦してきた。「中高生を集めて、基本からしっかり教えていきたい。(モンゴル人は歴史的に)レスリングの基礎は持っていると思う。そこにプラス・アルファを加えたい」と、今後の健闘を誓った。
来年のこの大会はモンゴル・ウランバートルで行われることが決まっている。「ロンドン五輪の後は新しいパワーが誕生してくると思う。地元の大会では決勝に上がれるよう頑張らせたい。みんな、取材に来てください」と、地元開催をアピールした。