2012.05.25

小原日登美が初戦で2010年51kg級世界女王と激突…女子W杯組み合わせ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 5月26~27日に東京・代々木競技場第2体育館で行われる女子ワールドカップの計量と組み合わせ抽選が5月25日、都内で行われ、A組の日本はウクライナ、米国、中国と同ブロックとなった。

 B組はカナダ、モンゴル、アゼルバイジャン、ロシア。

 日本の初戦はウクライナ(26日午後2時30分予定)。2004年アテネ五輪48kg級金メダリストのイリーナ・メルレニは51kg級にエントリーし、48kg級には2010年世界選手権決勝で堀内優を破って優勝したオレクサンドラ・コートが出場。小原日登美(自衛隊)と対戦することになった。

 第2戦(午後4時30分予定)は米国、第3戦(午後6時30分予定)は中国。

 第1日は午後1時から開会式が行われ、1時半から試合が始まる。


 

 ■栄和人監督(女子強化委員長=至学館大教)「中国は別グループになってほしいと思っていたが、同じグループなった。ここで五輪階級が勝って、やはり日本は強いということを見せつけたいと思う。このリーグ表をみて、いよいよだ、という気持ち。ワールドカップを五連覇している中国と予選であたることになりましたが、勝って、決勝でカナダと闘いたいと思う。カナダも強いが、優勝目指して頑張ります」

■計量後の55kg級・吉田沙保里(ALSOK)「優勝しかありません。一人一人が全力で闘えば、勝てるチーム。日本開催ということもあるし、燃えると思う。チームでひとつになれるのは、ワールドカップのいいところ。勝ちたいという思いでひとつになる。(体重は)今日は56.5kgだった(注=55kg級は57kg級で計量するルール)。いい感じだと思う。カナダと決勝になると思う。日本の応援が多いだろうし、心強い。絶対に勝ちたいです。