※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
昨年の世界選手権72kg級銀メダルのブキナ
その後、世界チャンピオはなかなか生まれなかったが、1998年に国別対抗得点で2度目の優勝を飾るなど世界のトップレベルをキープ。2002年世界選手権の59kg級でアレナ・カルタショバが優勝。翌年の世界選手権でも銀2・銅2を取った。
2004年アテネ五輪では72kg級のグゼル・マニュロバが銀メダル。2008年北京五輪でも63kg級でカルタショバが銀メダルを取り、2011年世界選手権では51kg級でザミラ・ラクマノバが優勝した。
現在の目標は五輪チャンピオンの輩出で、同国協会はロンドン五輪で優勝した選手に50万ドル(約3840万円)の褒賞金の授与を決めている。
今大会では51kg級世界チャンピオンのラクマノバは不参加だが、2010年世界選手権63kg級3位のリウボフ・ボロソバや同72kg級銀メダルのエカテリナ・ブキナらがエントリーしている。
【エントリー】
48kg級: Nadezda Fedorova=2011年世界ジュニア選手権44kg級優勝
Liubov Salnikova=2012年ヤリギン国際大会3位
51kg級: Marina Vilmova=2012年欧州選手権48kg級3位
55kg級: Vareria Zholobova=2011年世界選手権59kg級9位
Maria Gurova=2011年世界選手権5位
59kg級: Ekaterina Melnikova=2009年世界ジュニア選手権優勝
63kg級: Liubov Volosova=2010年世界選手権3位
Anastasia Bratchikova=2009年世界ジュニア選手権3位
67kg級: Natalia Kuksina=2011年世界選手権10位
72kg級: Ekaterina Bukina=2011年世界選手権2位
Natalia Vorobeva=2011年世界ジュニア選手権優勝