※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
第1ピリオドを先取した新庄だが、相手の捨て身の技に屈した。
五輪予選は全日程が終了。日本は昨年9月の世界選手権(第1次予選)で男子フリースタイル2階級、女子3階級、今年3月のアジア予選(第2次予選)で男子フリースタイル2階級、男子グレコローマン4階級、女子1階級、第3次予選をはさんで、最終予選で男子フリースタイル1階級を獲得。
男子フリースタイル5階級(55・60・66・74・96kg級)、男子グレコローマン4階級(55・60・66・96kg級)、女子全4階級の計13階級で五輪出場を決めた。前回の北京五輪の10階級を3階級、上回った。
新庄の成績は下記の通り。
◎男子グレコローマン
【120kg級】新庄寛和(自衛隊) 18選手出場
2回戦 ●[1-2 (1-0, 0-2, 0-3)]Nemanja Palovic (セルビア)
《試合経過》新庄は第1ピリオド、0-0のあとのグラウンドの防御を守り切って先制。第2ピリオド、グラウンド戦で新庄の攻撃の時にフライングを取られて1失点。日本陣営がチャレンジ(ビデオチェック要求)したものの、認められずに0-2。
第3ピリオド、新庄が積極的に攻め、1分20秒の頃にもろ差しを組んで、場外に出すチャンスをつくったが、相手が捨て身バック投げ。3点を失い、勝負が決まった。
1回戦 BYE