※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2009年世界王者のヤン・キョンイル(北朝鮮)
同国は金正日総書記の逝去後、喪に服すために国際大会に参加をしないのでは、との声もあった。
また、本ホームページの英文ページを執筆しているビル・メイ記者が欧州予選でブルガリアの記者から得た情報によると、今大会の男子グレコローマン66kg級でブルガリアが出場枠を取れなかった場合、5月4~6日にフィンランド・ヘルシンキで行われる最終ステージ最終戦に、1996年アトランタ・2000年シドニー両五輪を連覇し、その後の2度の五輪にも出場(3位、7位)したアルメン・ナザリアンが出場する可能性が高いという。
ナザリアンは五輪3度連続出場を果たした笹本睦選手の目標であり、宿敵。今年3月に38歳になった。北京五輪のあとは目立った選手活動をしていなかった。 出場を決めれば5度目の五輪出場となる。