ドーピング違反者の順位は空位へ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　日本協会は３月20日、東京・味の素トレーニングセンターで理事会を開催し、今年２月に発覚した男子フリースタイル96kg級の下中隆広選手（岐阜県体協）のドーピング違反に関し、日本アンチ・ドーピング機構（ＪＡＤＡ）による１月12日から２年間の資格停止処分を承認した。

　今年度は、昨年６月に男子グレコローマン96kg級でも優勝選手がドーピング違反によって順位をはく奪されたが、ともに当該順位は空位とすることを決めた。

　したがって、2011年の明治杯全日本選抜選手権の男子グレコローマン96kg級は優勝なし、2011年全日本選手権の男子フリースタイル96kg級は２位なし、となる。