※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(3月31日実施、上位2選手が五輪出場枠を獲得。日本代表:松本隆太郎=群馬ヤクルト販売)
昨年の世界選手権で、アジアのグレコローマンの強国であるイラン、カザフスタン、韓国の3ヶ国が出場枠を獲得した。
今回の予選では、世界王者経験者のいるウズベキスタン、オリンピアンをかかえる中国、キルギスを中心に、インドなどが敵となろう。
2000、2008年に続く3度目の五輪出場を目指すアリポフ
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(3月17日にエントリーが判明しディルショド・アリポフが出場してくる)
【中国】
2度の五輪に出場し2010年アジア選手権優勝の盛江(Jiang Sheng)の出場が有力。昨年の世界選手権はイランとロシアに敗れて13位。プレ五輪では8位だった。
【キルギス】
2008年アジア選手権優勝&北京五輪3位のルスラン・ツメンバエフ(Ruslan Tyumenbaev)が出場してくるか。2010年世界選手権7位で、昨年も世界選手権に出たがカザフスタンとブルガリアに負けて14位。北京五輪時の勢いがよみがえれば手ごわい存在。
【インド】
2010年アジア大会3位で、今年のアジア選手権5位のラビンダー・シン(Ravinder Singh)、今年2月のデーブ・シュルツ国際大会(米国)優勝のアニル・クマール(Anil Kumar)、2011年アジア選手権2位のブハリア・アニル・クマール(Bhariya Anil Kumar)らが候補。