※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマン55kg級
2011年世界選手権2位 エルベク・タジエフ(ベラルーシ=Elbek Tazhyiev)
1986年1月7日生まれ、26歳。2010年世界軍隊選手権でシニア・デビューし3位。翌11年のワールドカップ出場を経て、欧州選手権3位。
11年は他にも、6月のカザフスタン・プレジデント・カップ(団体戦)、世界選手権の前哨戦と言われている8月のピトラシンスキ国際大会(3位)に出場して経験を積んだ。前者では田野倉翔太が勝つ殊勲を挙げている。
初出場となった同年の世界選手権では、準決勝で北京五輪王者の兄(ナジール)とロシア代表を争うベカン・マンキエフ(ロシア)を破って決勝へ進んだが、ロブサン・バイラモフ(アゼルバイジャン)に敗れて2位に終わった。
2012年1月のベービ・エムレ国際大会(トルコ)では、長谷川恒平が勝った。
◎2011年世界選手権成績
決 勝 ●[0-2(0-3,0-1)]Rovshan Bayramov(アゼルバイジャン)
準決勝 ○[2-1(0-1,2-1,2-0)]Bekhan Mankiev(ロシア)
4回戦 ○[2-0(1-0,1-0)]Yun Won-Chol(北朝鮮)
3回戦 ○[2-0(1-0,1-0)]Dong Van Bien (ベトナム)
2回戦 ○[2-0(1-1,3-0)]Thomas Roenningen(ノルウェー)
1回戦 BYE
◎日本選手との対戦成績
年 | 大 会 名 | 場 所 | 内 容 | 相 手 |
2012年 | ベービ・エムレ国際大会 | トルコ | ●[0-2(0-3,0-3)]○ | 長谷川恒平 |
2011年 | カザフスタン・プレジデント・カップ | カザフスタン | ●[0-2(0-2,0-1)]○ | 田野倉翔太 |