※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
アジア選手権最終日は2月19日、韓国・亀尾で男子フリースタイル5階級が行われ、74kg級の小島豪臣(K-POWERS)と84kg級の門間順輝(秋田消防本部)が銅メダルを獲得した。(写真左が小島、右が門間)
74kg級の小島は1、2回戦を勝ったあと、準決勝で2010年アジア大会優勝&昨年の世界選手権2位のサーデグ・グダルジ(イラン)に0-2で黒星。しかし3位決定戦でモンゴル選手を撃破。84kg級の門間も1、2回戦を勝ったあと、準決勝でエフサン・ラシュガリ(イラン)に0-2で敗れた。しかし3位決定戦で2009年アジア・ジュニア選手権優勝のウミジョン・イスマノフ(ウズベキスタン)を下し、ともに銅メダルを手にした。
66kg級の田中幸太郎(早大)は昨年の世界選手権に出たマクザト・ダウルバエフ(カザフスタン)に敗れ、敗者復活戦を勝ち上がったが、3位決定戦では韓国選手に敗れた。120kg級の荒木田進謙(専大クラブ)は初戦でイラン選手に敗れ、敗者復活戦を経て3位決定戦敗に回ったが、モンゴル選手に敗れた。
96kg級の磯川孝生(徳山大職)は2回戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
男子フリースタイルは、前日と合わせ、銀1・銅3を獲得。国別対抗得点は49点をマークし、イラン(67点)に続いて2位。昨年の9位から大きく躍進し、2008年の優勝以来の成績を挙げた。
各選手の成績は下記の通り。
◎男子フリースタイル
【66kg級】田中幸太郎(早大) 5位=14選手出場
3決戦 ●[1-2(0-2,3-0,0-1)]Park Nam Chun(韓国)
敗復戦 ○[2-0(1-0,2-0)]Abdullrahman Ibrahim(カタール)
2回戦 ●[0-2(0-2,0-1)]Maxat Daulbayev(カザフスタン)
1回戦 ○[フォール、2P(6-0,4-0)]Kao Yeh-Chang(台湾)
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【74kg級】小島豪臣(K-POWERS) 3位=16選手出場
3決戦 ○[2-1(1-0,0-1,1-0)]Gombodorj Dorjvanchig(モンゴル)
準決勝 ●[0-2(0-2,0-1)]Sadegh Saeed Goudarzi(イラン)
2回戦 ○[2-0(1-0,6-0)]Ahmed Mohsin Kadhim Al Gburi(イラク)
1回戦 ○[2-0(4-0,3-0)]Oibek Nasirov(キルギス)
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【84kg級】門間順輝(秋田消防本部) 3位=13選手出場
3決戦 ○[2-1(1-4,1-1,6-0)]Umidjon Ismanov(ウズベキスタン)
準決勝 ●[0-2(0-2,0-3)]Ehsan naser Lashgari(イラン)
2回戦 ○[2-1(1-0,0-2,1-1)]Kumar(インド)
1回戦 ○[2-0(3-0,1-0)]Aibek Usupov(キルギス)
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【96kg級】磯川孝生(徳山大職) 13選手出場
2回戦 ●[1-2(0-2,2-0,1-1)]Zhumagali Mamutov(カザフスタン)
1回戦 ○[2-0(1-0,1-0)]Rustam Iskandari(タジギスタン)
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【120kg級】荒木田進謙(専大クラブ) 5位=12選手出場
3決戦 ●[0-2(0-3,0-1)]Chuluunbat Jargalsaikhan(モンゴル)
敗復戦 ○[2-1(0-2,2-0,3-0)]Aiaal Lazarev(キルギス)
1回戦 ●[0-2(0-4,0-6)]Parviz Hadi(イラン)