※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
女子72kg級
2011年世界選手権優勝 スタンカ・ズラテバ・フリストバ(ブルガリア=Stanka Zlateva Hristova)
1983年3月1日生まれ、28歳(五輪時29歳)。99・00年欧州カデット選手権2位などを経て、01年にシニアの世界選手権68kg級に出場し7位。02年は欧州ジュニア選手権優勝。
03年から72kg級に上げ、世界選手権4位。04年アテネ五輪は12位に終わった。シメオン・ステレフ(1981年世界王者)の指導を受けるようになって実力を伸ばし、06年世界選手権で初優勝。その後、07年世界選手権を含めて主要大会の優勝を続けた。08年北京五輪は決勝で敗れて2位。しかし同年の世界選手権で3度目の世界一へ。
09年世界選手権は準決勝で不覚をとって3位に終わったが、10・11年の世界選手権は連続優勝。その他の国際大会でも優勝を積み重ねていたが、11年のプレ五輪は2位に終わった。12年はヤリギン国際大会、ダン・コロフ国際大会と優勝。
◎2011年世界選手権成績
決 勝 ○[2-0(2-0,2-1)]Ekaterina Bukina(ロシア)
準決勝 ○[2-0(3-1,2-0)]Ali Sue Bernard(米国)
3回戦 ○[2-0(4-3,5-0)]Maja Gunvor Erlandsen(ノルウェー)
2回戦 ○[2-1(0-1,3-0,4-0)]Gouzel Manyurova(カザフスタン)
1回戦 ○[2-0(1-0,1-0)]Agnieszka Wieszczek-Kordus(ポーランド)
◎日本選手との対戦成績
年 | 大 会 名 | 場 所 | 内 容 | 相 手 |
2009年 | ポーランド・オープン | ポーランド | ○[0-2(TF0-6=1:12,2-4)]● | 浜口京子 |
2009年 | ゴールデンGP決勝大会 | アゼルバイジャン | ○[フォール、2P0:57(1-0,F6-0)]● | 新海真美 |
2007年 | 世界選手権 | アゼルバイジャン | ○[0-2(0-3,1-3)]● | 浜口京子 |
2006年 | 世界選手権 | 中 国 | ○[2-1(1-3,2-1,TF6-0=1:43)]● | 浜口京子 |
2004年 | アテネ五輪 | ギリシャ | ●[Tフォール、5:17=0-10]○ | 浜口京子 |
2003年 | 世界選手権 | 米 国 | ●[2-4]○ | 浜口京子 |
2001年 | 世界選手権(68kg級) | ブルガリア | ○[フォール、2:11=501]● | 斉藤紀江 |
![]() 北京五輪決勝はタックル返しの失敗で銀メダル |
![]() 2011年世界選手権はラフファイトの応酬の末、世界V5達成 |