2012.01.30

【ベービ・エムレ国際大会最終日】松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)が銅メダル

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

前日の長谷川恒平に続いて銅メダルを取った松本隆太郎

 男子グレコローマンのゴールデンGP予選大会「ベービ・エムレ国際大会」は1月29日、トルコ・イスタンブールで3階級が行われ、60kg級の松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)が3位入賞を果たした。

 松本は初戦(2回戦)でアジアのライバル、ヌルバキト・テンギズバエフ(カザフスタン)に勝ち、3回戦も勝ったが、準決勝で今月のイワン・ポッドブニー国際大会(ロシア)2位のiブラヒム・ラバザノフ(ロシア)に黒星。3位決定戦でウズベキスタン選手を破り、銅メダルを手にした。

 96kg級の斎川哲克(両毛ヤクルト販売)は、初戦(2回戦)でギリシャ選手を破ったものの、3回戦で2008年北京五輪代表で昨年のプレ五輪2位のダイゴロ・ティモンシニ(イタリア)に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。

 両選手の成績は下記の通り。74kg級は出場していない。

(経過、撮影=伊藤広道監督、元木康年コーチ)


 ◎男子グレコローマン

 【60kg級】松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)   3位=20選手出場
 
3決戦 ○[2-1(0-6,3-0,1-0)]Sanjarbek Jumashev(ウズベキスタン)
 《経過》第1ピリオド、場外際で巻き投げを受けて2失点。両差しを取ったところを極め反りで投げられ3失点、カウントで1点加えられて0-6。第2ピリオド、押し出して1点。極め反りに来たところをつぶし2点。第3ピリオド、押し出して1点。
 
4回戦 ●[0-2(0-1,0-6)]Ibragim Labazanov(ロシア)
 《経過》第1ピリオドのグラウンドの攻撃で、パーテールポジションから立たれ、逃げ切られて1失点。第2ピリオド、場外際まで押し込んだところで巻き投げを掛けられ2失点。がぶりの状態からタックルを受け3失点。ローリングを受け1失点で0-6。

3回戦 ○[2-0(1-0,3-0)]Ugur Tufenk(トルコ)
 《経過》第1ピリオド、グラウンドを守り1点。第2ピリオド、相手を押し倒し3点。
 
2回戦  ○[2-1(0-1,1-0,3-0)]Nurbakyt Tengizbayev(カザフスタン)
 《経過》1ピリオド、パーテレを守られ1失点、2ピリオド、押し出して1得点、3ピリオド押し出して1得点、相手の投げを抑えて1得点、ローリングで1得点
 
1回戦  BYE

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 【96kg級】斎川哲克(両毛ヤクルト販売)    18選手出場

3回戦 ●[0-2(0-5,0-3)]Daigoro Timoncini(イタリア)
 《経過》第1ピリオド、パーテールポジションからローリング3回により5失点。第2ピリオド、ローリングにいったところを乗られ2失点。守られ1失点。
 
2回戦 ○[2-0(1-0,6-0)]●Vourdanos(ギリシャ)
 《経過》第1ピリオド、グラウンドを守り1点。第2ピリオド、引き落とし、押し出し、押し出し、引き落と、ローリングで6-0。
 
1回戦  BYE