【記録室】高谷惣亮（拓大）は史上153人目のフリースタイル学生二冠王者

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　11月12～13日に行われた全日本大学選手権で、74kg級の高谷惣亮（拓大）が全日本学生選手権に続いての優勝を達成し、フリースタイルの学生二冠王に輝いた。

　1975年に全日本大学選手権がスタートして以来、フリースタイルの学生二冠王は昨年までのべ152選手が達成しており、高谷がのべ153人目。高谷は2009年から３年連続で学生二冠王を達成しているが、これまでに３年以上連続で学生二冠王を達成したのは、下記の５人。高谷は史上６人目の３年連続フリースタイル学生二冠王となった。

（１） 1982～84年　小林孝至（日大、48kg級）
（２） 1982～85年　本田多聞（日大、100kg級）＝４年連続
（３） 1983～86年　赤石光生（日大、62・68kg級）＝４年連続
（４） 1999～2002年　小幡邦彦（山梨学院大、76・85kg級）＝４年連続
（５） 2004～2006年　佐藤吏（早大、66kg級）

　フリースタイルの学生二冠達成選手は下記の通り。これまでは最低でも２選手の学生二冠王が誕生していた。37年目にして、１人のみの学生二冠となった。