2011.09.08

男子グレコローマン・チームがイスタンブールへ向けて出発

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 来年のロンドン五輪の出場資格獲得第1次予選となる世界選手権(9月12~18日、トルコ・イスタンブール)へ向け、男子グレコローマ・チームが9月7日、日本チームの第一陣として成田空港からトルコ航空で出発した。

 佐藤満・男子総監督(日本協会強化委員長)は「やることはやりました。あとは選手が結果を出してくれると思っています。自信を持って頑張ってほしい」と期待をよせ、グレコローマンの伊藤広道監督(自衛隊)は「どういう結果になるかワクワクしています。今回の結果は五輪1年前という位置づけで、今までやってきたことが間違っていなかったという裏付けとなる結果は出してくれると思う」と、猛練習を積んできた選手を信頼した。

 チームは明るい雰囲気で、初日に闘う55kg級の長谷川恒平(福一漁業)も調子は万全の様子。チーム全員が緊張感は保ちつつも意気揚々と旅立った。

 このあと、女子チームが10日、男子フリースタイル・チームが12日に出発する。

(文・撮影=保高幸子)