2011.08.26

女子48kg級世界2位のロリッサ・オーザク(ロシア)が世界選手権を欠場

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 女子58kg級で欧州選手権を3度制し、昨年の世界選手権決勝で坂本日登美(自衛隊)と対戦して銀メダルを取ったロリッサ・オーザク(ロシア=右写真)が、ひざの負傷のため今年の世界選手権を欠場することを明らかにした。

 オーザクによると、7月初めのロシア選手権の頃からひざ(右か左かは不明)の痛みに襲われ、大会地(クラスのヤルスク)には行ったが試合には出場しなかった。モスクワに戻って治療を受けたものの回復せず、数日前に手術に踏み切ったという。

 世界選手権までの期間で闘えるまでに戻る不可能であるため、今年は欠場。来年のロンドン五輪を目指して治療に専念するという。