※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンの「カービー・カップ 米国VS世界選抜」は5月21日、米国イリノイ州のラグランジュで行われ、世界選抜チームに選ばれた60kg級の松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)は、2007年世界選手権代表のジョー・ベターマン(米国)を2-1(1-0,0-2,1-0)で下した。
がんとの闘病を乗り越えてグレコローマン66kg級の全米王者に輝きながら、2010年1月に25歳の若さで亡くなったジェイコブ・カービーをしのんで設立された「ジェイコブ・カービー財団」が主催して行われた大会。世界選抜チームは7ヶ国から世界トップ選手が集まった。
試合は米国が4-3で世界選抜チームを破った。84kg級は初めて全米王者に輝いたジョーダン・ホルムは昨年の世界王者フリスト・マリノフ(ブルガリア)を破った。
各階級の成績は下記の通り。
▼55kg級 Choi Gyu-Jin(韓国)○[2-0(1-0,2-0)]●Spenser Mango(米国)
▼60kg級 松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)○[2-1(1-0,0-2,1-0)]●Joe Betterman(米国)
▼66kg級 Justin Lester(米国)○[2-1(3-0,0-1,2-1)]●Alexandar Maksimovic(セルビア)
▼74kg級 Peter Bacsi(ハンガリー)○[2-1(1-2,4-1,1-0)]●Ben Provisor(米国)
▼84kg級 Jordan Holm(米国)○[2-1(0-3,3-0,2-0)]●Hristo Marinov(ブルガリア)
▼96kg級 Justin Ruiz(米国)○[2-1(1-0,0-2,1-0)]●Jimmy Lidberg(スウェーデン)
▼120kg級 Dremiel Byers(米国)○[2-0(1-0,2-0)]●Mindaugas Mizgaitis(リトアニア)