日本は４年連続で３位決定戦へ…女子ワールドカップ第１日

 

　日本は初戦のモンゴル戦で、59kg級の斉藤貴子（自衛隊）が世界チャンピオンのソロンゾンボルド・バチェチェグに逆転負けを喫したものの、６－１で勝利。２回戦のフラン戦戦も７－０で勝った。

 

　３回戦は５年連続優勝を目指す中国と対戦。48kg級の坂本日登美（自衛隊）が2008年北京五輪代表の黎笑媚に逆転勝ちして幸先いいスタートを切ったものの、その後の３階級を落として王手をかけられた。63kg級の伊調馨（ＡＬＳＯＫ）が2006・08年67kg級世界チャンピオンの景端雪に勝ったものの（右写真）、起死回生とはならず、チームスコア２－５で敗れた。

 

　B組は３チームが２勝１敗となり、内容によって米国が優勝した。中国と米国の決勝は2008年大会以来。

 

　初日の成績は下記の通り。（文・撮影＝樋口郁夫）

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　【一次リーグＡ組】

日本○［６－１］●モンゴル、中国○［７－０］●フランス、

日本○［７－０］●フランス、中国○［７－０］●モンゴル

中国○［５－２］●日本、モンゴル○［６－１］●フランス

《順位》［1］中国 ３勝、［2］日本 ２勝１敗、［3］モンゴル １勝２敗、［4］フランス ３敗

 

　【一次リーグＢ組】

ロシア○［４－３］●カザフスタン、米国○［５－２］●カナダ

ロシア○［４－３］●米国、カナダ○［５－２］●カザフスタン

カナダ○［４－３］●ロシア、米国○［６－１］●カザフスタン

《順位》［1］米国２勝１敗（14）、［2］カナダ２勝１敗（11）、［3］ロシア２勝１敗（11）、［4］カザフスタン３敗

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１回戦
階級	日　　　　　本	○［６－１］●			モ　ン　ゴ　ル
48kg級	坂本日登美 （自衛隊）	○	２－０（TF6-0=1:04,ＴＦ7-0=1:11)	●	Ganchimeg Chuluunbaatar
51kg級	菅原ひかり （愛知・至学館高）	○	２－１(4-6,4-0,TF6-0=1:11)	●	Davaasukh Otgontsetseg
55kg級	松川知華子 （ジャパンビバレッジ）	○	２－０（2-0,1-0)	●	Byambatseren Sundev
59kg級	斉藤貴子 （自衛隊）	●	フォール、2P0:32（1-0=2:02,F0-4)	○	Battsetseg Soronzonbold
63kg級	伊調　馨 （ＡＬＳＯＫ）	○	２－０（1-0,5-0）	●	Sharkhuu Tumentsetseg
67kg級	井上佳子 （至学館大）	○	２－０（1-0,1-0）	●	Nasanburmaa Ochirbat
72kg級	浜口京子 （ジャパンビバレッジ）	○	フォール、3P0:38(0-1=2:30,4-1,F3-0）	●	Burmaa Ochirbat