※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(取材=増渕由気子、撮影=矢吹建夫)
■男子フリースタイル96kg級・浜中和宏(Laughter7)(日体大OBのプロ格闘家。6年ぶりのアマ復帰)「(復帰参戦は)特別な理由はなく、レスリングが大好きだから。変態ぐらいレスリングが好きなんで(笑)。今まで総合格闘技に集中していましたが、Laughter7でレスリング教えているので、みんなでレスリングをやりましょう、ということを広めたかった。桜庭さん(和志=ジムの代表)も言っていいるように、レスリングは格闘技の基本。加えて自分が一番大好きな競技です。相手の選手は強かったですね。推薦で出場できるようにしてんもらい、うれしかった。次は1勝できるように、社会人選手権からはい上がってきたいです。自分を育ってくれたスポーツなので、命なくなるまで続けたい」
■男子フリースタイル120kg級・下中隆広(国士館クラブ)「96kg級で世界選手権に出たかったので階級を落とした、4ヶ月かけて19kg減量した。今までは減量がなかったのでバテることはなかったが、今回は試合でのバテがあった。自分が弱かった。(第2ピリオドの微妙な判定について)返しにいったけど、自分が思うようには返し切れなかったのかな。全部が課題。今後、120kg級には戻ることはない。96kg級でやる」
■女子51kg級・宮原優(JOCアカデミー/東京・安部学院高)(ユース五輪チャンピオンとして全日本選手権に初出場)「楽しかった。初出場の目標はメダルを取ること。(3位入賞は)自信になりました。周りの人々が支えてくれたので、モチベーションをあげていきました。(大学生2人に勝ったことについては)みんな年上なので、挑戦する気持ちを持ちました。早大や東洋大と強い選手と対戦できて、楽しめました。