2010.11.24

イランが4階級で優勝、“常勝”韓国は優勝なし…男子グレコローマン

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 アジア大会の男子グレコローマンは11月21~23日に行われ、イランが60・66・84・96kg級の4階級で優勝した。イランは前回のドーハ大会、2002年の釜山大会とも優勝はなく、1998年のバンコク大会で130kg級のメフディ・サブザリが勝って以来の金メダル獲得。キルギスは66kg級を制し、3スタイルを通じてアジア大会初の金メダルを獲得した。

 
 残る2つはカザフスタンと日本が分け合った。前回大会で金4個を取り、1986年ソウル大会以降のすべての大会で複数個の金メダルを取ってきた韓国は優勝を逃し、「銀2・銅2」に終わった。
 
 各階級の成績は下記の通り。

 ◎男子グレコローマン

 
 【55kg級】
[1]長谷川恒平(日本) 
[2]Zholchubekov, Kanybek(キルギス) 
[3]Li, Shujin(中国) 
[3]Karishalov, Marat(カザフスタン) 
 
 【60kg級】
[1]Noroozi, Omid(イラン)
[2]Jung, Ji-Hyun(韓国) 
[3]Singh, Ravinder(インド)
[3]松本隆太郎(日本) 
 
 【66kg級】
[1]Abdvali, Saeid Mourad(イラン)
[2]Bayakhmetov, Darkhan(カザフスタン) 
[3]藤村義(日本) 
[3]Kumar Rana, Sunil(インド) 
 
 【74kg級】
[1]Kobonov, Daniar(キルギス) 
[2]鶴巻宰(日本) 
[3]Alizadeh Kalehkeshi, Farshad(イラン)
[3]Park, Jin-Sung(韓国)
 
 【84kg級】
[1]Nematpour, Taleb Nariman(イラン)
[2]Lee, Se-Yeol(韓国) 
[3]Ozdiev, Alhazur(カザフスタン) 
[3]Kenyaev, Yanarbek(キルギス) 
 
 【96kg級】
[1]Ghorbani Goldasteh, Babak Hossein(イラン)
[2]Mambetov, Asset(カザフスタン) 
[3]An, Chang-Gun(韓国) 
[3]Saldadze, David(ウズベキスタン)
 
 【120kg級】
[1]Nurmakhan Tinaliyev(カザフスタン)
[2]Liu Deli(中国)
[3]Murodjon Tuychiev(タジギスタン) 
[3]Ali Nadhim Salman Salman(イラク)